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九賀朋葵 編
彼は私の屋敷の執事
しっかり者でお世話好きな人
ついつい甘えてしまう私だけど
実は可愛い物が好きなのは皆には内緒♪
「ん?どうした?」
「あ、いや、ちょっとね」
「何かあったのか?俺でよければ、話聞くぞ」
「でも、ちょっと・・・」
「そっか、別に無理に言えとは言わないけど」
「え?あの、何を・・・」
「一緒に居るくらいは許してくれないか?
なんだったら、俺のお気に入りのクマのぬいぐるみ
貸してやろうか?なーんてね
落ち着くまで傍に居るから」
「あ、ありがとう
え?あ、ちょっと・・・」
「ギュってしたほうが暖かいし
落ち着くと思うんだけどな
駄目だったかな?」
「ううん、これがいい」
「そうか、じゃあこのままで
・・・私じゃなくても
誰か話しやすい人に話してみるのも
一つの手かも知れないよ
騙されたと思ってやってごらん」
九賀さんはいつも私に優しくしてくれる
でも私が間違った時はきちんと叱ってくれる
私のお兄さんの様な存在
思わず胸に顔を埋めてんー!ってしたくなる
けど恥ずかしいから出来ない///
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