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アルセーニ・アルセーニエヴィチ・ダーリ 編

この子は私の屋敷の執事

最年少執事で歳もまだ6歳

一応ケイネスさんから言われたので

皆の前ではお嬢様と言わせている

「おねーちゃん!」

「ん?どうしたの?」

「あ!皆の前ではじょじょーさま

 ・・・だったっけ?

 じょじょーさまってなんだろう?」

「あ、あのねアル君

 『じょじょーさま』、じゃなくて

 『おじょうさま』なんだよ」

「え?じょおーさま?」

「ううん、それじゃちょっと

 意味が違ってくるかな・・・

 う~んと、

 お・じょ・う・さ・ま

 さんはい!」

「お・じょ・う・さ・ま?」

「そう!お嬢様!」

「じょじょーさま!」

「・・・まぁ、いっか

 所で何の用だったの?」

「んーとね!じょじょーさま!!

 僕と一緒にスーシキ食べよ!!」

皆の見ていない所ではいつもギュー

っと抱きしめているのは二人だけの

​ヒ・ミ・ツ♡

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